身体表現性障害|はたがや南口心療内科|渋谷区の心療内科・精神科

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身体表現性障害

身体表現性障害

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身体表現性障害とは、その名の通り『こころの状態を身体が表現している』という心身の状態です。こころが、“もやもや”、“いらいら”、“やきもき”、“しょぼしょぼ”していると、それが、頭痛、体の痛み、吐き気、下痢、便秘、痺れ、目の不調、など身体症状に現れてくるのです。ポイントは、患者様自身が身体の不調の原因がこころにあると気づいていない(もしくは気づいていても否認している)ということです。体調不良が続くため色々な病院に行って検査を行っても、“異常なし”ということになります。

こんな人がなりやすい

身体表現性障害は、身体感覚に敏感で、物事を悲観的に捉えやすい繊細な方がなりやすいと言われます。また、心身の過労(介護疲れや過重な残業など)や、身辺の環境変化(職場の異動や引っ越し、近親者との死別など)がストレスになっていることを言葉でうまく表現できず知らず知らずのうちにため込んでしまう方に起こりやすいと言えます。

身体表現性障害の治療

恐怖・不安、抑うつ症状が伴うこともあり、漢方薬や少量の抗不安薬や抗うつ薬が有効なケースがあります。薬物療法以外には、症状が悪くなったり良くなったりする時や場面をカウンセリング等で明らかにして整理していく心理療法も効果的です。ストレスをため込まない考え方や行動を身につけることで症状が軽くなってゆきます。